東松本自治会の歴史紹介 第30回定期総会(平成21年5月20日)に 於いて再度、自治会長として承認され 30年余の会長を勤め平成28年に勇退されました。
ちゃあーめーんかい(いつも前進あるのみ) の精神でふるさとづくりに邁進 |
沖縄市今月の人より (2007年4月号) |
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子どもたちのために、地域のために汗を流す。言葉で言うのはたやすいが、いざ実践に移すとなると過重の労苦がともなう。 しかし、それを苦労と惜しまず、献身的に労力を提供する。二十数年にわたり東松本自治会の役員を務め、 現在も評議員として活躍している。 今月は金城さんに登場していただき地域での活動、自治会に対する思いなどを聞いてみる。 東松本自治会の旧名は松本自治会で、一九七二年に同自治会から分離、松本団地自治会として発足した。 それから創立十周年を記念に今の名称に変更、新たにスタートを切った。 金城さんは七九年に副会長の役職に就き、八二年に会長に選出された。発足時は大変でしたよ 県の住宅公社の分譲住宅ですから、名前も顔も知らないし、集会場もなく、呼びかけも一人は肩にハンドマイクのスピーカーを、 一人はマイクを手に地域を歩いたんです。集会も路上でやりましたよ。今振り返ると勇気のある集会でしたね」と笑う。 二百七十戸の世帯から戸数が増えていく。カーブミラーが設置される。街灯が取り付けられる。 八二年に美里小学校、翌年に美里中学校のPTAを結成。無から有への変容である。 それぞれが自分たちの第二の故郷という意識を持ち始めた。 発足して十年で、公民館周辺の整備、グラウンド、階段、夏祭りの太鼓等、運動会の用具などすべてをそろえた。 みんなの協力・和・団結のおかげですよ自負するようだけど、すばらしいですね」と目を細め、 当時を振り返る。現在の自治会活動についてたずねてみた。 「行事は多いですよ」と前置きしてから話しだした。「新春ウォーキング、古典演奏会を皮切りに ピクニック、新入生激励会、比謝川清掃、グラウンドゴルフ大会、夜間パトロール、敬老会、夏祭り、運動会、 その間に全体清掃が三回入り、さらに、みそ作りなど定期外の行事があるんです」と苦笑い。準備などを含めると行事に追われる日々だ。 しかし、なんの支障もない。各班が毎月、班総会をやっているので、段取りも手際よく行われ、行事はスムーズに運営されているという。 金城さんは現在、美原小学校の評議員や県交通安全推進員、地域の班長として自治会に係っている。 ゴルフ、ボウリングなどスポーツ全般が趣味、「体を動かしていると体調もいいんです、とにかく行動ですよ」と フットワークの軽さは地域でも定評。加入率九八%を誇る東松本自治会。金城さんの口癖である 「ちゃあーめーんかい」(前進あるのみ)の言葉どおり、故郷という意識をより高め、がっちりとした和でさらに歩み続ける。 会長離任挨拶 30年の歩み 沖縄県住宅供給公社の分譲により、一期60戸から入居し現在では、250戸となりました。 54年2期目から自治会を発足しました。ここが我がふるさと、東松本自治会は 10周年目に松本団地から東松本自治会にかえました。 30年間毎日たのしい日々でした。 4月6日に会長の任終了となりました。 会員皆さまのご協力とご支援があったからこそと感謝申しあげます。 金城吉信 |